2022/01/26更新

2021年度 第4回福島リサーチカンファレンス(FRC)

第3回英知事業ワークショップ~日英共同研究の推進に向けて~

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 廃炉環境国際共同研究センターでは、令和4年1月18日(火)~19日(水)にかけて、福島リサーチカンファレンス(FRC)として、「英知事業ワークショップ~日英共同研究の推進に向けて~」をオンラインで開催しました。

参加者は、廃止措置等に関わる日英の研究者を中心に、計112名(英国50名登録、日本62名登録)となり、成功裏に開催することができました。

本カンファレンスでは、初日の1月18日(火)に、日英の廃止措置に係る現状について、ニーズ側の英国セラフィールド社より原子力施設の廃止措置の進捗状況、国内からは東京電力ホールディングス株式会社福島第一廃炉推進カンパニーより福島第一原子力発電所廃炉の取り組みについての講演がありました。シーズ側としては、両国の研究代表者から本事業で現在実施している共同研究の取り組みやその成果についてそれぞれ紹介がありました。さらにこれまで両国での共同研究の接点がなかった研究者を対象に、研究パートナーを探すための議論も試みました。

2日目の1月19日(水)には、より具体的な共同研究の研究課題の設定に向けて、以下の4テーマに焦点を当て、日英で共同研究が進められそうな研究項目の洗い出し、その項目に対してシーズ提供ができる研究者の整理を行い、日英間で共同研究を実施するパートナーを見つける機会を提供しました。
テーマ1)放射性廃棄物の処理、収納及び保管
テーマ2)廃止措置における遠隔操作、ロボット及び自律シテム
テーマ3)放射性核種の環境動態と影響評価
テーマ4)リスク管理と施設老朽化評価

本カンファレンスをきっかけとして、次年度の公募に向け、新規参画者による新たな研究提案がなされることが期待されます。


開催概要

本ワークショップは、「英知事業 国際協力型廃炉研究プログラム(日英原子力共同研究)」の一環として、幅広い分野の研究者や廃炉研究者が参加し、廃止措置に関する日英間での基礎基盤の共同研究の促進に向けた意見交換を行うものであります。
また、本ワークショップでは次年度(令和4年度)の公募に向けた日英の共同研究テーマの模索も行います。
研究者の皆様のご参加をお待ちしております。

主催 日本原子力研究開発機構 廃炉環境国際共同研究センター(JAEA/CLADS)
英国研究・イノベーション機構 工学・物理科学研究会議(UKRI/EPSRC)
日時 2022年1月18日(火)17時00分~20時10分
     19日(水)17時30分~20時15分
会場 Zoomの予定
講演内容 プログラム
申込方法 下記申込フォームよりお申込みください。
申込フォーム

※申込〆切:2021年12月24日(金)17時
なお、傍聴のみの方は2022年1月14日(金)17時までに登録をお願いいたします。

▼注意▼
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Microsoft Edge、Google Chrome、Safari等のブラウザで操作をお願いいたします。
お問合せ先 JAEA/CLADS 英知事業運営管理グループ 江尻、菖蒲
E-mail: