2022年度 第1回福島リサーチカンファレンス（FRC）

令和4年10月14日～16日に、福島県J-Villageにて、日本原子力学会及び日本機械学会主催による福島廃炉研究国際会議（FDR2022）が開催されました。

FDR2022では、初日にテクニカルツアーとして、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、日本原子力研究開発機構楢葉遠隔技術開発センターの見学が行われました。
2日目、3日目は、福島第一原子力発電所の廃止と解体に関する研究開発のための技術、運用、管理および安全性に関する幅広い情報交換と、廃炉に関する現在及び将来の取組みについて議論が交わされました。

日本原子力研究開発機構廃炉環境国際共同研究センターは、共催として、10月15日の午後に2022年度第1回福島リサーチカンファレンス（FRC）を開催し、「福島第一原子力発電所の廃炉 ー進捗と課題ー」、「福島における復興と廃炉について」、「福島第一原子力発電所の廃炉に向けた原子力機構の研究開発の取り組み」についての講演が行われました。

本会議には、福島第一原子力発電所の廃炉等に関わる研究者を中心に、フランス、英国、米国、韓国等から、約150名のご参加をいただき、成功裏に開催することができました。

令和4年10月14日～16日に、福島県にて、福島廃炉研究国際会議（FDR2022）が開催されます。
本会議は、福島第一原子力発電所の廃止と解体に関する研究開発のための技術、運用、管理および安全性に関する幅広い情報交換を目的とします。廃炉に関する現在及び将来の取組みについて、世界中の技術者、研究者が議論を交わすとともに、福島の着実な復興を内外に示します。
本会議では、事故の分析、デブリ取り出し戦略やデブリの性状分析、遠隔ロボット技術、放射線計測、廃棄物の取り扱いなどについてのセッションを予定しています。また、初日にはテクニカルツアーとして、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、日本原子力研究開発機構楢葉遠隔技術開発センターの見学を計画しています。
本会議のうち、一部をFRCとして無料公開いたします。